戦国武将のホロスコープ⑴


〜戦国武将三英傑の巻 其の壱〜

織田信長

織田信長の肖像画
織田信長の肖像画

と言うわけで、前回告知の通り今回から戦国武将のホロスコープについて取り上げて行きたいと思います。


まずは天下統一の時代への先駆けとなった、織田信長から。


織田信長の生年月日については、現在2説あるようです。

①天文3年05月12日説

②天文3年05月28日説

の二つです。


ホロスコープ作成にあたり、1582年以前の天文暦はユリウス暦で作成されているので、これをユリウス暦に直すと

❶1534年06月23日

❷1534年07月09日

になります。


参考までに現在使用されているグレゴリオ暦に直した場合は

❶1534年07月03日

❷1534年07月19日

という事になります。


この二つのホロスコープを作成してみると、共通点はあるものの、印象としては全く違う人物像が浮かんできます。

 

織田信長サイコパス説を検証する

 

まず蟹座で太陽とマレフィック(土星・天王星)・水星・小惑星のセレスが集団を形成していること。

これはどちらのホロスコープも変わりありません。

 

この共通の要素からは主に次のことがわかります。

 

まずは、信長サイコパス説について。

 

脳科学者の中野信子氏が織田信長がサイコパスである可能性を指摘していますが、ホロスコープ上で観るとこれら蟹座の惑星集団がマレフィックの中に水星&セレスが混じる形で構成されています。と言うことは、

 

①なんらかの発達障害を持っていた。

②生育過程で例えばPTSDになる様な強い精神的なストレスを受け続けて、心の発達を阻害されるか、破壊された(←パーソナリティ障害などの可能性。)

 

と言う二つの可能性を示唆しています。

 

もともと蟹座は心理学で言うところの「グレートマザー」に相当する要素を表しますが、強すぎるグレートマザーは、(自然界には子供を守るために子供を食べてしまう動物がいる様に、)自分の保護下にあるものをスポイルしてしまいます。

 

人間界に置き換えるなら、母子心中が良い例です。自分が亡き後の子供を案じて子供を守るために、子供を道連れにすると言う残酷な行為を働いてしまう。

 

グレートマザーが強過ぎると、守る為に殺してしまう…そう言うパラドックスが起きてしまうわけです。

 

信長が28日の未の刻以降の生まれであれば、月も蟹座になるので、この傾向はさらに強まります。蟹座の月は繊細で、12星座中、最もストレスに弱い部類に入ります。その分警戒心や防衛本能も強くなるのです。

 

吸血鬼ドラキュラのモデルとなった、15世紀にワラキア公国(現ルーマニア南部)を治めていたドラキュラ公が自国の領民と自身の権威を守る為に、反逆者や重罪を犯した者に対して串刺しの刑を執行し、見せしめとしていたように、信長が自らに楯突く反逆者たちに対して、見せしめの為に過度に残酷な対応をしていたとしても不思議ではありません。

 

事実、信長は自分に反逆する者に対しては容赦が無かったけれど、自分のテリトリーの中にいる者、味方の人間に対しては慈悲深い態度も見せています。

 

信長がサイコパスであった可能性は高いですが、その根底には、自分と自分の大切な者たちを守ろうとする心理があったかもしれません。そしてそれは、精神を破壊される様な経験を繰り返して成長したが故に、常に過剰に残酷な対応につながっていた…と言うことなのかもしれませんね。

 
またサイコパスとは直接関係は無いのですが、蟹座の惑星集団を持つ信長は「譜代重用(身内びいき)」が激しく、譜代以外で出世したのは明智光秀と豊臣秀吉だけ…とも言われているそうです。
その為、外様大名からは不興を買っていたと言う話がある様ですね。光秀が本能寺の変を起こした理由として、一般的には信長に対する反発が挙げられることが多いですが、それは光秀だけの問題では無かった…という事の様です。
現代でも安部総理が「お友達政権」「お友達内閣」などと揶揄されて来ましたが、(星の組み合わせは異なるものの)やはり蟹座の惑星集団を持っています。
良いか悪いかは別として、蟹座の影響が強過ぎる人は身内びいきが激しくなり、反発を招く傾向がある様ですね。
天文3年5月12日生まれとした場合の出生図
天文3年5月12日生まれとした場合の出生図

 

婚姻と性愛

 

次に二つのホロスコープを見比べながら妻妾や小姓との関係について観ていきたいのですが、この観点から見る限り、5月12日説の信憑性は低いかなあと言う気がします。

 

有名な戦国武将のホロスコープを見ていると、こういう乱世の時代ですから大なり小なり、今よりずっと死が身近で明日をも知れぬ日常の中で、政治の駆け引きの道具として多くの側室を抱えるなど、女性を翻弄せざるを得ないからでしょうか?女性を悲しませると言う図式が表れているのが普通です。

 

とは言うものの仮に信長が5月12日生まれとするなら、(注;生まれた時間が不明なので、正午の位置で鑑定しています。)ホロスコープの月の状態から考えて正室の濃姫は、秀吉にとっての北政所の様に「国主としての使命を全うする為の同志的な関係が強調される(=もっと歴史の表舞台に出て来ていても良い)」のでは無いかと思うのです。

 

でも、実際の濃姫の存在感は薄いですよね。

 
5月28日説をとった場合の出生図
5月28日説をとった場合の出生図

5月28日説を取ると、正室の濃姫は子が出来ないが為に側室を迎え、信長と濃姫の関係は男と女では無く、(信長から見ると)男同士の親友の様な関係であったと読み解くことが出来ます。

 

ただし、最初は男女の情愛を交わす仲だったものが、子が出来ないが故に信長の気持ちが離れて行ったのか、

或いは最初から男女としては惹き合わなかったが故、そもそも子を作れる様な仲にはなれずに男同士の親友の様な関係になってしまったのか、そのどちらなのかを、信長のホロスコープだけで読み解くことは出来ません。

 

何れにせよ濃姫や子をもうけた側室達にとっては、その時代ゆえの寂しさや哀しさを、諦観して静かに抱えながら過ごす様な人生だったでしょう。

 

その一方で「恋愛」と言う観点から見ると、信長の金星は冥王星と木星のグレートコンジャンクションに対してイージーアスペクトを取っています。

 

冥王星だけだと恋愛ゲームに走る要素が出てきますが、木星が関わっていますので、これは「政略結婚」と考えて良いでしょう。

 
様々な創作物・作品に登場する織田信長。信長をキャラクターに採用したゲームも多い。
様々な創作物・作品に登場する織田信長。信長をキャラクターに採用したゲームも多い。

金星は火星とはハードアスペクトなので、自分が欲しいと思った女性に相手がいようがいまいが関係なく、一直線に手に入れようとする一面もあったでしょうが、それなりにちゃんと情愛は交わせていたのでは無いかと思います。

 

またこの火星は小惑星パラスと一緒にいるので、小姓との関係も示していると思われます。

金星が絡んでいると言うことはちゃんと恋愛関係にあった、信長はバイセクシャルだった…とも言えそうですね。

 

火星は乙女座なので、(サイコパス的なイメージとは裏腹に)権力をかさにきて力ずくで無理やり手に入れるという事は無く、理詰めで戦略的に口説きながら、少しずつ距離を詰めていく様なタイプだったのではないでしょうか。

 

乙女座は分析・批判能力も示すので小言は多かったかもしれませんが、蟹座の太陽の影響もあり、面倒見は良かった…所謂マメな男性だったはずです。

 

しかも海王星とグレートコンジャンクションのアスペクトに対して、軸を作る形でヨッドを形成しているので、小姓との関係は信長の勝負勘を磨いたり勝利へのイメージを作るのにも、大いに貢献しただろうと推測されます。

 

そういう意味では信長にとっては、好むと好まざるとに関わらず、女性たちよりも小姓との関係の方が重要になっていたでしょう。(仮に12日生まれだったとしたら、小姓よりも、妻子たちとの関係の方が重要視されていたと思われます。)

 

なお、後述しますが本能寺の変では多くの小姓が信長に殉死したとも言われています。ヨッドはそうした運命まで表示していたとも言え、28日説の方に信憑性を与えています。(本能寺に帯同していた女房衆の方は、信長の命により逃がされたそうです。)

 

また月は海王星とハードアスペクト。これを妻や母・家庭運として見た場合には哀しみの多い人生だったことを物語っていますが、一方で信長の博愛主義的な優しさや、信長自身のアイドル的な人気運をも同時に示しています。

 

先述の通り金星も冥王星や火星としっかりアスペクトしていることから考えても、色気や不思議な磁力があって、意外とモテた可能性がありますね。

 

別の言い方をするなら、(モテるタイプで勝負勘もあるがゆえに)想う相手を力ずくで組み伏せるような事をしなくても、信長はちゃんと相手を口説いて、情愛を交わせる状態になってから交渉を持つという事が出来たであろう…という推測も成り立ちます。

 

なんだかんだで「狙った獲物は逃さない」そういう意味での勝負運の強さもあったかも知れませんね。

 

まあ、こう言う抗えない魅力や磁力で、人を惹きつけ服従させてしまうような辺りも、実はサイコパス的な人の特徴と、言えなくも無いのかもしれませんが。

さて次がいよいよ最後のテーマになります。

 

本能寺の変

 

誕生日を12日説をとった場合には、トランジットのドラゴン・テイルが出生時の太陽に重なるので、信長自身の振る舞いが、自分を支えてくれる側近や身内からの反発を生んで…と言う解釈になります。

 

ところが28日説を取ると、ドラゴンテイルは信長の太陽では無く、水星に重なっています。

 

信長自身の振る舞いと言うよりは、子供関係か、もしくは信長の盟友の問題で、情報伝達ミスか反発を招く事案があったと推測できます。

 

もちろん、出生時の水星に対してトランジットの太陽も重なっていますから、信長自身の振る舞いが全く影響が無かったと言ったら、それは嘘になるでしょう。

 

この時期、信長は既に家督を息子の信忠に譲っています。

 

本能寺の変から遡ること3ヶ月前に、信忠は甲斐の国に攻め入り、かつての信長にとっての娘婿・武田勝頼父子を自害に追い込み、武田氏を滅亡させていますが、この辺り、影響していたのかどうか。

 

その一方で信忠の婚約者であった信玄の六女・松姫が、武田氏滅亡の後、信忠から迎えの使者があり、信忠の元に向かう途中で本能寺の変が起きたらしいので、う~ん…この2人の婚姻を邪魔したい勢力(或いは、もしかしたら武田氏の生き残りである松姫が危ないと考えて、松姫を守ろうとした勢力がいた?)でもあったのでしょうか…?

 

本能寺の変の終了時のイベントチャートでは天頂(認識・結果)に男女の関係を示す金星と火星、権利の主張を示すジュノーが共にあります。

契約を示す7室には木星と天王星があり天頂の金星・火星とはハード・アスペクトなので、通常は不自然な形での電撃結婚か契約を表すアスペクトです。

 

ただし本能寺の変のあと松姫は出家して、武田一族と共に信忠の冥福を祈る生活を送ったとありますから、信忠亡きあと、仮に他からの輿入れの話があったとしても、松姫は受け入れなかったのでしょうね。

 

明智光秀は信長に命じられて家康討ちをするつもりだったものが、信長を襲う結果となってしまったと言う主張をされている方もあるようです。

 

肝心の明智光秀の生年月日が不明の為、光秀から見て本能寺の変がどの様な意味を持つものなのかを検証することは不可能です。

 

ですがもしかしたら、要因を探り特定しようとすること自体がナンセンスなのかも知れません。

 

当時、本能寺の変の現場にいた人々それぞれに、別々の思惑を抱えていたとしても、不思議は無いからです。

 

ただ本能寺にいたターゲットが信長なので、本能寺の変は信長に対する謀反とされてしまうけれど、隠れたメインキャスト&ターゲットは、実は息子の信忠の方だったのかも知れませんね。

 

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次回は豊臣秀吉を予定しています。

 

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どちらも原作は漫画。信長の登場するドラマは登場人物がタイムスリップするなど、奇想天外な設定のものも多い。
どちらも原作は漫画。信長の登場するドラマは登場人物がタイムスリップするなど、奇想天外な設定のものも多い。

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▶︎個人鑑定希望の方は、こちらのページをご参照ください。

信長をキャラクターに採用しているゲームと公式サイト

イケメン戦国♦️時をかける恋PV

https://www.youtube.com/watch?v=lqEtshYtLXU

 

同公式サイト

https://ikemen.cybird.ne.jp/title/sengoku/index.html

 

天下統一恋の乱 Love Ballad 公式サイト 

http://koi-game.voltage.co.jp/fantasy/koiranlb/hana/

 

戦国無双 公式サイト

https://www.gamecity.ne.jp/sengoku/history.html

 

信長の野望 on-line

http://www.gamecity.ne.jp/nol/newcomer/index.htm

 

戦国BASARA 公式サイト

http://www.capcom.co.jp/game/basara/