小池百合子


小池百合子氏が都知事選に出馬の意志表明をした後、永田町ではこんな替え歌が密かに流行って(?) 

いたらしい。

“自民コロコロどんぶりこ。小池にはまってさあ大変。増田が出てきてこんにちは”

 

もう既に色んな方がブログ等で小池百合子氏についての占断を試みている様ですが、所謂ホロスコープ(西洋占星術)で観た人と東洋占術で観た人とでは、結果が違う様です。

 

ホロスコープで鑑定された人は好結果を予測する人が多い様です。ブログで鑑定記事を書くのはアマチュアや、プロでも初心者の方が多いせいもあるのかも知れませんが、私は必ずしもそう(良いと)は思いませんね。

随分昔の話になりますが、まだ当時売れ始めたばかりの六星占術の細木数子氏が、選挙結果を予測して外した事が有りました。

 

 

 

細木氏は自民党清和会の顧問占い師をしていたと言われている人物ですが、その時の細木数子氏の説明によると、立候補者本人の運勢しか観ていなかったとの事でした。

つまり、その人が属する派閥(グループ)の領袖など、バックに付いている支援者(実力者)の運気まで合わせて観たら、なるほど実際の選挙結果の通りだったと言うのです。

 

 

東洋占術・・・とくに四柱推命で観ている人は先行きを不安視する結果を出した方が多かった様ですが、細木氏の指摘する様な周辺の人間関係と運気の力関係を合わせてみると、ホロスコープで観ても、小池氏の先行きは不安視せざるを得ません。

 

結論から言えば、あと1年強、待てなかったのか?

ーそれが答えです。

 

今 ( 2016年7月現在 ) はまだ、都議会のドンと言われている内田氏の運気の方が強いので、後ろ盾が無い現状では小池氏は不利です。


また相性的な面では、石原伸晃氏と小池氏では小池氏の方が有利ですが、内田氏と小池氏では、内田氏の方が有利な相性です。

 

しかし来年の秋以降になれば、小池氏に復活運が回ってきます。

 

そしてその時期、内田氏は終了運が回って来る(年齢的に観て議員引退?)ので、何がしかを止めて新しい流れに乗るべき事態が訪れることが予想されるので、その時期に行動を起こした方が良かったですね。

小池氏にとって今は不必要なものを清算する時期に来ているので、懸案となっている事を一気に解決したかったのでしょうが、このまま行けば結果を出せずに漂流する危険性もあります。

 

仮に当選して小池百合子都知事が誕生したとしても、「結果を出せずに漂流する」危険性があるわけです。

 

すなわち都政が停滞して、場合によっては回らなくなってしまうかもしれません。一般都民がそれを受容するにも限度があるでしょうから、停滞が長期化すれば応援がバッシングに変わる可能性もあるでしょう。

あと1年強待てたなら、冷遇されていると言う自民党内で復権の可能性もあったかもしれません。

 

しかし、此処で小池の乱を起こしたとなると、(知事選の当否に関わらず)

その復活運は議員に復職するというだけで終わってしまうかもしれません。

そう言う意味では、今回の奇襲的な都知事選への出馬は、運気的には時期早尚だったのです。

 

もしかしたら昨年(2015)の秋頃、今回の都知事選出馬につながる、きっかけになるような出来事があったのかもしれませんが、この先、小池氏に必要とされることは、地道で継続的な広報活動です。


一発屋的に終わりかねない奇襲作戦で地位を得ることでは無く、仲間(味方)を集めることです。


(補足:その後、敵失に救われて、自民支持層や自民党議員の応援が増え、女性初の都知事と成りました。2016/08/01)


小池氏は蟹座の生まれで、蟹座に複数の星がありますから、母性的な所があるはずですが、同時に蟹座を含む活動宮と不動宮に多くの星が集まり、柔軟宮に星がありません。

 

四大で観ても、蟹座の太陽を含め水象星座に最も多くの星が集まっていますから、理知的でキレる印象の強い小池氏ですが、意外と情にもろく感情的です。不動宮に多くの星が集まっているので忍耐強い側面もありますが、柔軟宮に星が無いという事は、非常に頑固で一度言い出したら聞かない強情さも持ち合わせているということでもあります。

 

 

これくらいでなければ、女性が政治家としてのし上がってくるのは難しかったのかも知れませんね。

 しかし、生まれ持った運気から見ても、(これ程の美女ですから恋愛は華やかだったかも知れませんが、)独身を通し、政党を渡り歩いてきたのは彼女の人生にとってはマイナスでした。

(Wikiによると、自分の意志で変わったのは1度だけとのことですが。)

 

仮に今、小池氏が孤立しておらず政界の実力者の後ろ盾があったなら、運気は彼女に味方した可能性もあります。そう言う意味では2009年に最大派閥である当時の町村派を離脱したのは、判断ミスだったと言えるでしょう。

 

橋下前大阪市長の言葉を借りるなら「良い参謀に恵まれなかった」のかも知れませんが、その原因は彼女自身が作ってきたはずです。

 

与党を敵に回した彼女に同情して、都議会の自民党以外の会派や野党から選挙協力を受けているとの報道もありましたが、彼女は既に土星の年齢域に入っていますので、彼女の土星の配置を考えると、新たに信頼出来るパートナーというのは出来にくくなっているのでは無いでしょうか。

 

物事を整理・清算する流れにあるから、思い切って離党して流れを変えると言う選択肢も、もちろんあります。

しかしながら信頼出来る新しいパートナーに恵まれない状況で、それを実行するような割り切りが出来るかどうか。

 

小池氏にとって信頼出来るパートナーに恵まれていた時期というのは、彼女が40代後半〜50代前半ですから、もしその時期に出来た縁で関係を損ねている人物がいたなら、来年後半は、今まで関係を損ねてきた人と関係修復のチャンスでもあります。

 

この辺りが、小池氏の今後の動向や状況を占うカギになるでしょうか。

 

年齢的に観てもここで失敗したら、小池氏が政界のトップに再浮上するのは厳しいでしょうから、今後は自分のあとを引き継いでくれる若手議員を育てる側に回る可能性もあるでしょう。

 

しかしながら蟹座は母性を表す星座ですから、それはそれで、彼女自身は納得出来る人生が待っていると言うことなのかもしれませんね。

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