占術には大きく分けて、占星術のような年・月・日・時のデータを使用するものと、易占やタロットなど、その時に偶然(=必然)得た象意を使って占うものの二種類があります。
また、東洋で生まれた占いの多くは「陰陽五行思想」をベースに構築されていますが、西洋で生まれた占いの多くは古代ギリシャ思想の「四大~4 Elements(火・地・風・水)」がベースになっています。
なお、今流行の霊感占いや霊視の類はここでは「占術」には含めていません。「占術」とは何らかの思想的ベースがあって構築されているものだと考えるからです。
また、霊視を占術に含めていないもうひとつの理由としては、(いわゆる神社・仏閣に所属したり庇護されている霊能師は別として)霊視・霊感占いは基本的には本人の能力や価値観にもとづくものであると云うことの他に、宗教的な庇護下にある場合でも除霊・淨霊など、占いとは直接は関係ない行為・業務が含まれるため、純粋に占いとは言い難いと云うことがあります。
裏を返せば、除霊・淨霊やその為のアドバイスが出来ない霊能師は、プロでは無いと云うことにもなります。
霊視・霊感占いは当HPの管轄の問題ではありませんが、「霊感占い」を好んで利用される方は、その辺りは是非注意して御利用くださいませ。
洋の東西を問わず、占星術と風水をメインに扱っています。
占いは、それぞれのタイプによって役割りが違います。
例えば生まれ星などの、生まれた時の運命を表す星図や命式が、あなたが作る人生と云う料理のレシピに例えるならば、
年や月日に巡って来る運勢は、レシピに書かれた食材の旬がいつなのか?あるいは調理に相応しい時期はいつなのかを示してくれるのです。
方位(旅行/移動)は良い食材が手に入る場所。
風水(家相)は、良い食材や道具などを買う為に必要な、資金や情報を蓄えておく(=運気を貯めておく)場所作り。
そして最後に、何より本人自身が料理の腕を磨く努力をしなければ、いくら良いレシピであろうと、良い食材や道具を手に入れることが出来たとしても、レシピにある料理を上手く作ることは出来ないと云うわけです。(=そのレシピの料理を作れるだけの腕が無ければ、料理は失敗する。)