最近のニュースは自民党総裁選の話題で、良くも悪くも賑わっているようですが、竹下派には、派閥の長の竹下さん以外に影響力のある方がいたんですねえ。
自民党総裁選 参院竹下派 石破氏を支持へ(ホウドウキョク) - Yahoo!ニュース
まあ、政局って言うのは関わっている人のそれぞれの運勢の総合点で決まるようなところがありますから、派閥が絡んでくると、派閥の領袖の方が一番影響力があるとは限らないので、読みにくいのは確か。
ただ石破さんには、いずれ時代が味方する日が来るのかもしれません。
地位協定改定を要請 全国知事会 防衛、外務省に(琉球新報)-Yahoo!ニュース
石破さんは総裁候補の中で、唯一地位協定の改正に言及している方です。
全国知事会が外務省にこのような提言をしたと言うのは、石破さんに風が吹き始めている予兆なのかもしれないですね。
このまま地位協定=日米安保を改正の世論が高まれば、石破総理誕生のお膳立てが調うことになります。世論の関心が低いうちはまだ難しいでしょう。
ところで、こんな報道もありました。
米とトルコの対立から、トルコリラの急落。日本にも影響があると言う見方もあるようですが…。
トルコリラ急落、注目してみていく=麻生財務相(ロイター)-Yahoo!ニュース
エルドアン大統領のホロスコープを見ると、基本的には安倍総理と同じで底を突いた経済が好景気に転じる時に、チャンスに恵まれる運を持っています。
ただし両者には微妙な違いもあります。
安倍総理は、悪かった経済を回復・治療させる力はあっても、新しい体制を作れる運気ではありません。
そもそもTPPも、動き出したのは民主党政権時代ですし、トランプさんが投げ出して一度は頓挫の危機に見舞われたのを、米国抜きで発足させようと尽力してまとめられたのは、安倍総理がそう言うメンテナンス運を持っていたから…とも言えるでしょう。
今、世界の様々なことが変化の過渡期にある中、自ら生み出せないという事は、安倍総理が総理大臣でいる間は経済分野で日本が新たな流れを作ったり、新興産業を作って世界をリードしていける可能性はまず無いと言うことでもあります。
つまり安倍総理はマイナスをゼロに戻す運気は持っていても、ゼロをプラスに押し上げるほどの運気は持っていないと言うことです。
対するエルドアン大統領は、短期的には良いのですが、長期的な流れは読み誤り易い危険性があります。
トルコを大きく経済成長させる手腕を持つと同時に、自らの手でベクトルを反対の方向に向けてしまう危険性も、同時に持ち合わせているのです。
特に同盟関係や友好関係はおいそれとは変える事ができずに、独断でものごとを決めて動こうとすると、かえって国民を危険に晒す可能性があります。
今回の米との対立は、エルドアン大統領のそうした運気が働いたもの…という事も出来るでしょう。
もともとトルコは歴史的に「マイルドな独裁」を受け入れ易い土壌があるようなので、持って生まれた運勢的にもエルドアン大統領が私欲や独断で国政を振り回したりしない限りは、大きな権勢をふるえる人でもあります。
ただし、一度私欲や独断で動き始めたら、国を危険に晒し自らのクビを絞めることになりかねません。それは外交面での失敗がきっかけとなる暗示が出ています。
トルコの共和制宣言図とエルドアン大統領の相性図を観ても、共和制という国体及び国力を良くても衰退、悪ければ失ってしまい、外国の管理下に委ねる状態にまでしてしまう可能性もあります。
エルドアン大統領とトランプ大統領では、相性的にはトランプ大統領の方が有利な相性となっています。
もしエルドアン大統領が本当に有能な指導者であるならば、この米とトルコの対立、最終的にはエルドアン大統領の方が折れて、米国との関係修復に動かざるを得なくなるはずです。
と、書いていたらこんな報道も出たみたいです。
トルコが牧師釈放の見返りに国営銀行の捜査中止を米に要請 米紙報道 (産経ニュース)
インタビュー=米大統領、牧師解放巡りトルコに一切譲歩しない(ロイター)-Yahoo!ニュース
木星が蠍座に移動する11月までは、この膠着状態は続くのかもしれません。
カタールがトルコの支援に乗り出したと言う報道もありましたが、エルドアン大統領にとって、本当の意味での試練は、米大統領の中間選挙がある11月になるのかもしれません。
相性的にも運勢的にもトランプ大統領の方が有利な状況ではありますが、果たして、今後の成り行きは…?
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