平成30年7月豪雨

西日本の7月豪雨被害、まずは被災された方々にはお見舞いを、犠牲になられた方々にはお悔みを申し上げます。


今回の豪雨被害、ホロスコープ上では、北海道と近畿・信州に関してはそれぞれ夏至図や蝕図にそれらしき表示があったものの、広島や九州・四国にはありませんでした。


ただし一年の運勢をみる春分図には、大災害の予兆は表示されていましたが、天王星や土星の影響が強く、どちらかと言うと地震の心配の方が大きかったと言えます。


ところが地震だけで終わらずの豪雨被害。


念の為、6月と7月の新月図を作成してみましたが、ここでようやくそれらしき表示を見つけることができました。


気になるのは雨を表示する海王星が、6月の新月図では政府や国家元首を表す10室にあり、国民の状態を表す上昇点近くにある太陽&月にスクエアを形成していること。


7月の新月図では激甚災害であることを表しているであろう天底の冥王星が軸となって、雨を表す海王星・天頂の太陽&月と共にカイトになっている事。


特別警報が出ようかと言う時に懇親会が行われていたと言うことで、政府や官邸に対して疑問をていする声が出たり、対策本部の立ち上げが遅いと批判の声があったそうですが、国庫を表す8室の状況を考えると、この豪雨被害は国庫に深刻な問題を与えそうです。場合によっては財源不足になるかもしれません。


被害の大きさから、企業活動や景気への影響も懸念されますね。


それでなくとも海外に金をばら撒くより、国内の問題の解決のために金を使え…と言う声があるご時世です。政府は対応を間違えると、安倍総理を支持している国民からも、不信の目で見られる事になりそうです。


政府に対する不信感が高まる可能性があるのとは反比例するかのように、6月の新月図では海王星は防衛や国家公務員を表す6室に入っている木星とトラインですので、人々の自衛隊員に対する敬愛や親愛の気持ちは増すでしょう。

さて今回の西日本豪雨、四季図や蝕図では十分と言えるほどの表示が無かったと言うことは、ある一つのことを示唆していると言えます。


大地震の場合、本震は四季図に表示されるが、余震は表示されないと言う特性があります。


それに倣って読み解けば、「一度、梅雨~台風シーズンに豪雨被害にあうと、次からはそのシーズンの豪雨被害が常態化する」危険性があると言うことです。


実際、広島や九州北部はそのような感じになって来ています。


財源の問題が気になるところですが、本来であれば、災害の常態化を念頭に街づくり・インフラ整備が求められる時代になった…と言うことは、言えるのかもしれません。