夏至図で予想された災害ですが、大阪北部地震の後はこれと言って大きなものは無く、「天災は忘れた頃にやって来る」と言われる通り、予想された大きな余震や北海道での天災も、皆さんの注意が向いたことで、まるで一旦は回避されたかのようです。
ただ、これで終わりではありません。
今年の夏は日蝕と月蝕が相次いで起こります。そもそも日蝕や月蝕の起きる日(前後1日含む)は、過去の経験から言っても地震が起きやすいと考えられるので、ぜひ、注意してください。
ちなみに『』内は各蝕図から観て、考えられる可能性・注意したいことを簡単にいくつか挙げています。
なお、蝕図の効力ですが、地震は蝕の前後1日程度ですが、それ以外の事象は前後1ヶ月くらいに発生することが多いようです。参考まで。
2018/07/13 部分日蝕
日本では見られません。日本では観測できないので、さほど心配は要らないと思われますが、以下のことに一応注意しておいた方が良いかも知れません。
『蝕の開始図では飛騨高山を中心とする南北、国道41号線が通る辺りでICに土星が重なります。
金星がセレスと共にアスペクトしてます。すでに関東甲信越では、水不足の心配も出ているようですが、甲信越地方の果樹園の気象被害などを警戒したいですね。
蝕の最大図では、大阪北部地震の震源の辺りを中心とする、東経135度31分辺りでICに冥王星が重なります。
と言うわけで、大阪では、この日辺りに比較的大きな余震が起きる可能性もありますが、もしそうであれば、放出し切れなかったエネルギーは、ここで一旦は解消に向かうのかも知れません。
また、冥王星は海王星とアスペクトを形成してますので、地震だけでなく大雨による土砂被害も警戒したいですね。
蝕の終了図ではやはり大阪北部地震の震源地周辺で、ICに火星が重なります。
爆発事故などに注意したい所です。
特に鉄道関連や道路、通信関連施設。
蝕の最大図の意味と合わせると、ガス爆発の可能性も?』
2018/08/11 部分日蝕
日本では観られませんが、朝鮮半島では観られるので、昨今の半島情勢を考えると、日本にも何らかの影響があるかも知れません。
『蝕の始めは経度的には北朝鮮の清津(チョンジン)の辺りでICに天王星が重なり、最大蝕図では北・露・中の国境辺りで火星がICにコンタクトします。
そして蝕の終わりでは、平壌の辺りで太陽と月がICにコンタクト。
この太陽と月はパラスに合してますが、そのパラスは冥王星・海王星とヨッドで軸になっています。
北朝鮮の核ミサイルの移動先を巡って中露間で駆け引きがあるか、中露に移す密約が成立するか、移す為の協議が行われる可能性があります。』
なお6/30付けで米NBCは情報機関の分析として、北が秘密施設でウラン増産をしていると報じています。https://headlines.yahoo.co.jp/videonews/nnn?a=20180630-00000036-nnn-int
この辺り、中露も絡んで何か動きがあるかも知れませんね。
2018/07/28 皆既月蝕
関東以西で観られます。それ以外の日本の地域では部分月蝕になります。
『蝕の開始図では千葉県銚子市辺りでAscーDesに天王星がアスペクト。
現在千葉東方沖ではスロースリップによる群発地震が発生していますが、被害が出るような、やや大きめの地震が起きる可能性があります。警戒して下さい。
最大蝕図では東京都と神奈川県の境にある奥多摩~丹沢山地辺りを中心に伊豆半島東岸~新潟県長岡市の辺りで、天頂に天王星が重なります。
この辺りでも地震の可能性がありますが、この地域で首長や地方議会議員選挙がある場合は、首長や議員・政党構成が変わる可能性もあります。
また今回の月蝕、蝕の終りを待たずに月の入りを迎えます。
月の入り時刻の東京永田町辺りで月がDesに重なります。また千葉県と東京都の県境辺りで、太陽がAscに重なります。
都政では与党である地域政党「都民ファーストの会」が、代表選挙を行い党内改革を始めるか、もしくは分裂する可能性が有りそうです。
今回は日蝕では無く月蝕ですので、国政への影響は不明。あるとすれば内閣改造ですが、9月に自民党総裁選を控えていますので、果たしてどうなるでしょうか?』
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まあ、国政への直接的な影響は、来年正月早々に起きる部分日蝕と春分図の影響の方が強いでしょうね。
その頃、外交・安全保障問題の関係で、国会は多分荒れていますから。
最悪の場合、自衛隊や防衛省のクーデターと評されるような事件なり騒ぎが起きる可能性もあります。
恐らく今のままで行けば、韓国は北に丸め込まれる事になるでしょう。
北(金正恩)も中国(習近平)も、基本的に考えている事は同じで、北は自分の敵を無くす事で中国の覇権主義を支えるような思考パターン・行動パターンを持っています。
中国は自国を支える為に、自分たちの子分を増やしたいだけですね。(対等な関係の)同盟国を増やしたいと言うのとは、違います。
基本は親子や兄弟の関係を念頭に置いているので、中朝の関係を見れば分かるように、自分の子や弟分の国に対しては、どこまでも擁護するようなところもあります。
身内には優しいけれど、よそ者には冷たい…ある意味「田舎モン」の思考を持っている。それが中国です。
日本にとっては、米もトランプ大統領も、アテには出来ない状況が出て来るはず。
来年は春に統一地方選挙も有りますから、多分、与党内も(三選・続投なら)安倍総理の対米追従一本やりのやり方に対しては意見が割れるはずです。
それでなくてもここ数年、安倍総理にとって「春は鬼門」になっています。さらに内閣支持率を落とす事態も考えられます。
もし流れがこのパターンになった場合は、石破さんはタカ派ながらも穏健派で左派の受けも良いので、石破さんが事態を収めようと動けば「出番が巡ってくる」事になるでしょう。それが時期総理の座を示すのか、時期総理として党内の支持が集まるようになるのか…そのどちらになるのかは分かりませんが。
他の候補者が安倍総理の三選を阻めば、勝利を得た新総理が、就任早々、立場が不安定になる事に。
新総理が岸田さんなら、岸田さんにとっては運気が良い時なので、何とか乗り切れるかも知れませんが、来春は、誰が総理になっても、政権・国政運営が難しい時期になることに違いは無いのです。
それは、米に見捨てられる不安に頰被りして見て見ぬふりをしたまま、対米追従で米軍の保護下・占領地状態を続ける選択を続けてきた自民党政権の、これまでのツケが一気に押し寄せると言うことでもありますね。
そういう混乱を乗り越えて、政情が安定するまでには数年かかるでしょう。
言い方を変えるなら、今まで米にパラサイトしてきた日本が、ようやく重い腰を上げて独立する…そんな流れになる節目の時期を迎えるのかも知れません。
残念ながら、憲法9条の改正や防衛力の自立を批判する野党は、ますます国民の支持を失う事になるでしょう。
「交渉力を持たない武力は単なる暴力でしかないが、武力を持たない交渉は無力である」
と言う現実を、左派もいよいよ直視せざるを得なくなる…と言うことなのかも知れません。
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