森友文書改ざん問題


佐川元理財局長の証人喚問を3/27に行う事が決まったようです。

とうとう此処まで来たかあ…と言う感じですね。

 

とは言え、安倍政権の支持率は下落の一途を辿って、今や3割台。

佐川元理財局長ひとりに責任を押し付けて済む話でも無いでしょう。

 

昨年末に土星が本来宮である山羊座に入り、

来たる5月には改革の星・天王星が金銭に関係する牡牛座に移動します。

 

一言で言えば、財政改革・経済改革の運気に入るのですが、

山羊座は組織の長・政府・国家元首を表します。

 

既に今上天皇が譲位される事が決まっていますが、

基本的には「世代交代」と言う形で、時代に合わなくなった物事は切り捨てられていく流れです。

 

今上天皇は、体力面からそれを感じ自ら去る希望を出されてこの流れになったわけですが、

政府や財務省の対応も、「時代に合わなくなった物事は切り捨てざるを得ない」流れになるはずです。

 

何より旧民主党が政権を取った頃から、

破壊と再生の星・冥王星は山羊座に移動して今も山羊座を運行中です。

 

これは先述した組織の長・政府・国家元首の在り方を、

「根本的に問う」流れにあり、

いよいよそれが目に見える形で表出して来たと言う事に他なりません。

 

こうした「存在の在り方」を問う流れと言うのは、

いずれ国会や同盟国、同業者組合などにも及ぶ事になるでしょうが、

それはまだまだ何年も先の話です。

 

あと何年かは、坂本龍馬の言葉ではないですが

「今一度日本を洗濯致し候」と言った流れの中にあるからです。

 

もし仮に、次期総理候補に何度も名前が取りざたされている石破茂氏が総理大臣になるとしたら、

この「在り方を問う流れ」が、国会や同盟国との関係に波及する、

その頃になるのでは無いでしょうか?

 

仮に今年総裁選に勝利し総理になったとしても、

潰されてしまう可能性があるように思います。

石破氏が政治家として手腕を発揮出来るようになるのは、もう少し先の話でしょう。

 

山羊座の土星と牡牛座の天王星はトラインという穏やかなアスペクトの関係になりますから、

「倒閣運動の末、内閣が退陣を余儀無くされる」と言うような激しいものでは無く、

もっと予定調和的な流れで、総理大臣も含めた内閣の交代が行われるはずです。

 

現在、世間で取り沙汰される流れの中で可能性が最も高いのは、

安倍総理が秋の自民党総裁選に出馬を取りやめて、後継指名を出すことです。

 

5月に内閣総辞職という話も出ているようですが、

前回の選挙から半年しか経っていないのに再度選挙を行うなど、

国民は抵抗を感じるのでは無いでしょうか?

 

個人的には麻生氏の辞任が無ければ、

内閣改造(という形で麻生氏の事実上の更迭)という形で取り敢えず乗り切り、

支えを失った安倍総理は総裁選出馬は取り止め…の流れ"かもしれない"と思っています。

 

今年の春分図から観ても、その可能性は高いです。

色々な意味で、これまで引き継いできた流れに一区切り付ける、

ないしは終止符を打つ運気だからです。

 

ただ、昨年の稲田前防衛大臣の時のように(内閣改造で事実上の更迭)、

ギリギリまで引っ張る可能性もありそうですけどね。

 

運気的には、麻生氏はもともと尻拭いと言うか、

敢えて泥を被る役割を引き受けた方が、上がる人です。

今年の運勢からすると、辞任があるとすれば6月頃の可能性が高い。

 

そして総理が総裁選の出馬を取り止めた場合、

後継には忍耐強くて寡黙だけれど、

実務に長けたイメージの人が選ばれるのでは無いでしょうか。

 

ちなみに次の総理大臣は任期を全う出来ない可能性もあるものの、

以前のように毎年総理大臣が変わると言う事態にはならないでしょう。

 

あるいは、安倍総理の後継指名者が総理になり、

新総理に安倍氏が影響力を行使する状況なら、

途中で安倍総理の「実質的院政」が終わるだけで、

新総理の任期は全うされると言う可能性もあります。

 

また、現状ではその可能性はかなり低くなっていますが、

仮に安倍総理が総裁選の出馬し三選された場合、

モリカケの問題は収まらず、

結果的に任期を全う出来ない可能性があります。

 

またそれ以前の問題として、総理が三選を目指す場合、

昭恵夫人の証人喚問を認めた上で昭恵夫人と離婚する事が前提になる可能性があります。

ただし安倍総理は昭恵夫人を大切に想って最後まで庇うつもりでいるようですから、

離婚してまで三選を狙うかどうか…? 私は少々疑問に思います。

 

まして麻生氏を切らざるを得ないとなれば尚更の事、

三選の可能性は萎む事になるでしょう。

 

森友文書改ざん問題が財務省解体に繋がるかは不明ですが、

政治と官僚の在り方については、

変えなければいけない時期に来ていることは確かでしょう。

かと言って、必ずしも政治主導が悪いわけでは無く、

政と官が対等でいられる、馴れ合いの関係では無い、

程良い緊張状態を保てる仕組みを作ることが、求められているのでは無いでしょうか。