突然の引退発表でしたね。
文春砲がキッカケになったとは言っても、当のご本人は還暦を迎えたら引退する予定だったそうで。10ヶ月前倒しで引退する事にしたそうです。
小室哲哉 引退 記者会見詳報
https://www.houdoukyoku.jp/posts/24855
とは言え、会見の中でもストレスから来る突発性難聴が、治らないと話しておられた様で、ホロスコープを観てみれば、なるほど出生時の小室さんのチャートでは、水星と土星の合が射手座の終わりの方にあるので、昨年のお誕生日近辺は、体調が悪く、精神的にも最悪だったのでは無いでしょうか?
会見の時間も長かった様なので、小室さんのメンタルも鬱傾向にあるのでは…と、ちょっと心配ですね。
それも、華原朋美さんが精神的に立ち直って、馬術の世界で頑張りだしたのと入れ替わる様に…。なんと因果なことよと思いましたが、やはり因果応報という事なのでしょうか。
ホロスコープを観ても四柱推命の命式を観ても、奥様であるKeikoさんとの相性は、小室さんがKeikoさんに触発され、また癒されるという、小室さんにとって、より福の厚い相性なので、今の状況は、小室さんにとって大変厳しい状況であることに変わりはありません。
小室さんはTMネットワークなどの音楽活動を始めた辺りから、40代後半まで、四柱推命では冬の時代で、大運が空亡に入って居ました。
この時期、音楽活動で大成功を収めたわけですが、大運空亡の時期に入る時期・出る時期は、それまでとは環境や生き方を変えた方が良いのです。
普通、結婚は充分に環境変化の要因となりますし、事実、空亡を抜けた頃(華原朋美さんと別れた頃)にはAsamiさんと交際を始め、そのAsamiさんと結婚に至っている様です。(Asamiさんは
オネエタレントのタレントKABA.ちゃんらとdosと言うユニットをされてた方だそうです。)
ところがこのAsamiさんは、小室さんにとっては2番目の奥様で、小室さんの初婚は小室さんが30歳の頃。大運空亡期間中の事です。
恐らくそのせいで、結婚は環境を変える要因としては不十分だったのかもしれません。
また小室さんの四柱推命の命式では妻や恋人を表す財星が月の柱で12運の絶と共にあり、妻が何らかの事情で社会的に役に立たないか、病弱な人を妻に迎えやすい運命傾向を示しています。
聖帝五龍占術の著者、不二龍彦氏によれば「絶は多くの場合、慢性的に悪いと言う働き方はしない。有頂天の高みから、ドン底へと突き落とす様な働き方をする。」と言います。
また「絶は懲りないところを目がけて発動する」のだそうです。
つまり小室さんの場合、環境を変えたぐらいではダメで、徹底的に懲りて生き方を変えなければ、今の不遇な状態から抜け出すのは難しいという事なのでしょう。
と言うわけで、今回の文春砲…介護で疲れ切っている人間をエサにするなんて、と批判が高まっているわけなのですが、小室さんの四柱推命の運命式から観ると、それとはまた別の情景が見えてくるのです。
若い頃の小室さんは、女癖が悪い事で有名でした。
そのせいか、まだ十代だった頃から初婚に破れた小室さんと交際を始め、ハタチそこそこで
別れるはめになった華原朋美さん。
小室さんと別れた後に心身ともにボロボロになり、何人かお付き合いした男性はいたものの精神的に立ち直れず、ついには覚醒剤に手を出してしまったのは、皆さんご承知の通りです。
その後、何とか復帰にこぎ着けたものの、仕事で馬術に巡り会うまでは不安定でしたね。
その華原朋美さん、突然なんの前触れもなく会えなくなってしまった…と。
その為、気持ちの整理がつけられず苦しかったと、後年になって、失恋した当時の心情を吐露しています。
これについては共感できますよね。
恋愛でなくとも、ある程度親しい人が、特にトラブルがあったわけでも無いのに、急によそよそしくなったり、連絡が取れなくなってしまったら、誰でも不安になったり、心配になるものです。増して、そこで関係が途絶えてしまったとしたら…。
恐らく突然会えなくなった頃には、小室さんの方は後に奥様となるAsamiさんとの交際が、既に始まっていたのでしょうが、その事はスタッフぐるみで朋ちゃんには隠されていたのでしょうね。
そしてそのAsamiさんとは、結婚後Asamiさんが妊娠中に、小室さんが現在の奥様であるKeikoさんと浮気をして家庭を顧みなくなり、Asamiさんが出産後に離婚しています。
つまり女性関係が派手な割に別れ方が下手と言うか、綺麗な別れ方…と言うかきちんとした始末をせずに、(失恋はそれだけでも苦しいものですが、)相手の女性に不必要な負担をかける様な別れ方をされてきているのですね。
こうした行為は、一般的に見ても霊的に悪影響を受ける事が多い様です。
ーユング心理学で言うならば、人の意識や感情は潜在意識の下層で集合意識と繋がっており、集合意識を通して他者の潜在意識と繋がっている。
これはテレパシーや予知夢が起きるメカニズムとして語られてきた、ユング心理学お馴染みのセオリーですが、この説明が近い表現なのかも知れませんね。
巷でよく言われるのは、不倫して略奪結婚が出来たとしても、相手は同じことするよ。今度はあなたが相手に同じ事をされるよ…と言う話なのですが、「不倫した方」も、多かれ少なかれ、された方から恨みを買っている…直接的に何かされているわけでは無くても、不義理をした相手からの怨念を背負ってしまう、と言うことがあるのでは無いでしょうか?
事故現場に漂う浮遊霊や憑依した憑依霊より、生きている人間の怨念(生霊)の方が怖いと言うのは、よく言われることです。
紫式部が源氏物語の中で、嫉妬に狂う六条の御息所の怨念が怨霊となり、光源氏の正室である葵の上に取り憑いて、殺してしまうと言う物語を描いた世から、何も変わっていません。
話が少し横に逸れてしまいました。
話を小室さんのことに戻しましょう。
小室さんがKeikoさんを女性としては見れなくなった。ただの女の子になってしまった。けれども愛情は以前より深くなった。離婚はしない。。。と言っているのは救いです。
価値観の変化が見て取れるからです。
今回の文春砲が「不倫報道」だったことを考えれば、小室さんが何に徹底的に懲りなければいけないのか?どう生き方を変えなければならないのかは、一目瞭然です。
ただし病人であれ障害者であれ、介護は精神的・肉体的負担は非常に重いもので、周囲の人や専門家のサポートが無ければ、続けていく事は難しい問題です。件の文春砲で指摘された看護師の方も、そう言う意味で小室さんの精神的な拠り所になっていただけで、本質的には不倫とは別物でしょう。
カウンセラーなどにも言えることですが、人が弱っている時に支える様な職業の人間は、疑似恋愛の対象になりやすいのです。
つまり、形は違ってもアイドルと同じ。
小室さんにとっては、今回の文春砲がきっかけで介護生活の実態を訴えることができ、世間の共感や同情を集めることになりましたが、もしかしたら小室さん自身は「吐き出せた」ことで精神的に少し解放されて、楽になれた可能性もあります。良い事と悪い事は常に背中合わせ…と、言いますからね。
今年の11月には、小室さんの生まれ星座である射手座に幸運の星木星が移動します。その頃には今よりも更に、精神的に余裕を持てる様になっているかも知れません。
…今は過渡期なのかも知れませんね。
徹底的に懲りて生き方を変えた「絶」の人の晩年は、穏やかになるそうです。
辛い介護生活の中で転機を迎え、変わりつつある小室さんに、良き未来が訪れることを願い、今回の結びとしたいと思います。
個人鑑定希望の方は、コチラを御参照ください。