リベラルに風は吹いたか
今回の衆院選、小池氏が希望の党を立ち上げて話題をかっさらったかと思いきや、些細な気の緩みから失言して、あれよあれよと言う間に失速。
風の恩恵を受けたのは、民進党などリベラル支持者の声に押されて新党を結成した枝野幸男さんと、リベラル新党「立憲民主党」でした。
実はこの時期、天空では金星と火星(若い男女を表す)が、リベラルを表す海王星とオポジションと言う強いアスペクトを取り、小池さんの失言があった日、立憲民主党を設立した日、全て人気運を表す月がオポジションの調停を取っていました。
ですので今回の立憲民主党の躍進は、元々政治に無関心だったり、雇用政策で成果を上げた為に安倍内閣を支持する層が多いと言われるものの、実際は他に選択肢が無く消極的支持をしていた一部の若い男女が、今回の民進党の一連の動きの中で、枝野さんや立憲民主党によって、初めて政治やリベラルに関心を持った層の支持に支えられて、生まれたものと言って良いでしょう。
そして選挙当日、風を表す水星はリベラルの海王星とトラインと言う吉座相を形成していました。
ところで枝野さんご本人についてですが、本人のホロスコープや四柱推命の命式を観ると、リーダーの資質は持ってらっしゃいますが、あまり華やかな印象は無くて、どちらかと言うと苦労人の印象です。
大変な時に限ってお鉢が回ってくる運命とも言えますので、(こう言っては何ですが)美味しいところは、他の要領の良い政治家に持っていかれがちなところがあるかも知れません。
ただ地味ですが、彼は衰退気味のリベラルを救う存在であることに、変わりはありません。
本来は枝野さんご自身が苦労されているところを見て、若い世代が感化され尊敬して付いて行くようなホロスコープです。
今回、立憲民主党に吹いた風は、まさにそれを体現したと言って良いのでしょう。
次の転機は7~8年先になりそうです。改革者として名誉を得るか、転落の道に入り込むか・・・運勢的には両極端なところがあります。
四柱推命でも魁罡(かいごう)と言う激烈な星を持ってらっしゃるうえ、大運の12運が小池さんと同じで最強ですので、実際は強過ぎて不安定なところがあります。
来年は金銭や女性関係で足を引っ張られやすい暗示がありますので、要注意ですね。
政治生命に傷がつくほどではないのですが、党の運営に支障が出る可能性がありますので、差し当たっては、既に希望の党との絡みで報道に出ている「民進党が抱えている資金の分配」などに関して、注意するに越したことはないでしょう。(現時点では、民進党の資金は分裂した出来た新党には分配しないと、両院議員総会で決定との報道。)
また無理をして、体調に影響が出る可能性もあります。
不器用さ故なのか、頑固さ故なのか、人に役割や仕事を差配してまとめるよりも、まず自分が現場で抱えて、頑張ってしまうようなところがあるのかも知れませんね。
自分を尊敬して付いてきてくれる人たちに、いかに作業や仕事を差配し、自分を支え、時には代わりとなってくれるような人材を育てて行くか?
これが出来るかどうかで、次の転機の流れも変わってくることになるでしょう。
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