若き女優の出家


旅行雑誌の表紙を飾る清水富美加さん。
旅行雑誌の表紙を飾る清水富美加さん。

ここ数日というもの、ふみカスこと女優の清水富美加さんの出家問題で、メディアは大騒ぎでした。

 

将来を嘱望された女優さんだっただけに、少なからずショックを受けた方もいるようですね。

 

若い女性芸能人の出家は桜田淳子さん以来とのこと。

 

ちょっと気になったので、彼女のホロスコープを観てみました。

なるほどねえ〜。

こりゃ、モメる訳だ。

 

射手座の太陽は、それだけで宗教や哲学とは縁の深い生まれだけれど、ふみカスさんはさそり座の終わりの方に幸運の象徴・木星に始まって、射手座の太陽に至るまで複数の惑星があり、マジョリティを形成しているのですが、射手座の支配星である木星と、さそり座の支配星冥王星が絡んでいるので、確かに宗教団体の後ろ盾を得易い配置だと言えます。

 

これだけなら、宗教団体の広告塔として矢面に立ちつつも活躍しそうな配置ですが、残念なことにこのマジョリティはTスクエアの軸に当たります。

Tスクエアの軸は問題解決の障害となることを表すと言われているので、教団側がふみカスさんの支援の為に表に出て争うことは、問題の解決を遅らせることになるかもしれません。

 

では、Tスクエアの残りの惑星は・・・と言うと、火星と土星の衝です。

これは終了や軌道修正を表す配置。

 

火星はエンターテイメントと関わりの深い獅子座にあります。

 

しかも間の悪いことに、トランジットの海王星がふみカスさんの出生時の土星を通過し影響力を残しています。

海王星が土星に絡むと雪解けを表すので、困難が緩む一方で、雪崩れなど混乱や混迷状態を招き易いので、この問題、しばらく尾を引きそうですね。

 

まだ若いのですから、こうした要素は刺激しない様にすれば、ホロスコープの悪い要素はある程度抑えられる可能性もあっただけに、この様な泥沼の形に持って行ってしまった周囲の大人の対応には疑問を感じます。

 

ただし、ここ数年トランジットの土星がふみカスさんの出生時の太陽を刺激していましたので、どちらかと云うと「自分の弱さが原因で、信仰を持っていることや、信仰にそぐわない仕事は嫌だと、ハッキリ意思表示出来なかった」ことに、問題の端を発しているのでは無いかとも読み取れます。

 

素直過ぎることが、ご本人自ら自分を苦しめる原因となってしまったのかも知れません。

 

土星の力をコントロールするにはある程度人生経験が必要なので、まだ22歳のふみカスさんが上手く立ち回れなかったのは致し方ないことです。

 

心配なのは、これだけハッキリとした形でホロスコープの悪い要素を使ってしまうと、ホロスコープの中で使われた要素は、使われていない要素に比べて運勢に敏感に反応する様になるので、今後、この悪い要素を重要な星が刺激する度に、裁判沙汰などの社会的トラブルに巻き込まれてしまう恐れが出てくること。

 

具体的に危ないのは、次は2022~23年頃ですかね。

 

教団の中でも必ずしも平穏とは言い難く、今後派閥争いの様なことに巻き込まれる可能性もあるだけに、教団の中だけでやって行こうとすると、精神的にキツくなることもあるかも知れません。逃げ場を確保すると云う意味においても、社会から孤立する様な振る舞いだけは避けて欲しいものですし、周囲の大人もそう心掛けてあげて欲しいですね。

 

 

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